アプリがメタデータ違反でGooglePlayストアから削除された話
ピクぬりを開発してから、ASO対策としてキーワードを調整したり、
アプリの説明文をちょこっと変更してみたりと色々試していました。
そしたら、Googleよりメールが来まして、アプリが削除されてしまいました。
メタデータに関するポリシーに違反しているため、Google Play での公開が停止され、削除されました。
メールが来たのが午前1:30頃、もちろん寝てます。
朝、携帯アラームで目覚めてアラームをOFFにした時に通知バーにメールが来てるのを見つけて何気無くメールを開いてびっくり、一気に目が冷めました(笑)
ベッドから飛び起きてデベロッパーコンソールにアクセスしてみると、、
マジだった。
苦労して作ったアプリが削除されてお腹がギューとなる感じがしました。
とりあえず、なんとかしなくてはと思いメールを改めて見てると2通りの手段が取れることが分かりました。
- 新しいパッケージ名と新しいアプリ名を指定して再アップする
- 停止措置が誤りだと思う場合は、Google のポリシー サポートチームに問合わせる
1の新しいのをアップしようかと思いましたが、パッケージ名が変わってしまうといろんなサイトからのリンクが無効になってしまうので出来たら避けたい、どうしよう?
と悩んでいたんですが、そもそもメタデータ違反って何?と思って調べてみました。
誤解を招くメタデータ、無関係なメタデータ、過度のメタデータ、不適切なメタデータをアプリに設定することは認められません。メタデータには、アプリの説明、タイトル、アイコン、スクリーンショット、プロモーション画像などがあります。アプリの説明に、ユーザーからの賞賛や推薦の言葉を含めることも認められません。
直近で修正をかけたのは、英語版のタイトルのみでした。
その修正が誤解を招くメタデータまたは無関係なメタデータと判断されたみたいです。
だとすると、無関係なキーワードを入れた訳でない事と悪意があった訳でない事をGoogleに伝えようと思ってポリシーサポートチームに問い合わせることにしました。
幸い、日本語でも受け付けているようなのでこれは助かりました。
以下2点についての説明をGoogleに送りました。
- タイトルに含めたキーワードはアプリと関連性が高い
- 何故このタイトルにしようとしたか
以下、問い合わせ手順
- メール内の”ポリシー サポートチーム”がリンクになっているのでクリックする
- 「デベロッパー アカウントが停止されましたか?」 → いいえ
- 「アプリが誤って不承認となった、または削除されたとお考えですか?」→ はい
- ”申し立てリクエスト”をクリックする
- 名前の入力(デフォルトで入力済み)
- メールアドレスを入力する
- アプリ削除の理由:「その他」を選択し、その下の欄に”メタデータポリシー違反”と記載する
- アプリのパッケージ名を入力する
- 「アプリを再度有効にすべきとお考えの理由」に理由を記載する
- 「送信」ボタンをクリックする
送信すると、自動応答のメール(英語)が来ました。
「72時間以内に返答するから待っててね。”返信まだかー”っていう問い合わせはしないでね」みたいな事が書いてありました。
後は、ドキドキしながら返信を待つのみ。
返信来ました!
問い合わせを送ってから約2日半後に返信メールきました。
お客様のアプリを条件付きで復旧いたしましたのでお知らせいたします。
良かったー。
メール本文見るのドキドキでした。
この条件というのは、ストア掲載情報の過度なキーワードを見直せというものでした。
タイトルじゃなくてアプリの説明文の方かいっ!
説明文の方はかれこれ2ヶ月くらいは修正していないのになぁ。
とりあえず、アプリ復活のチャンスなんで指摘部分のキーワードを幾つか削除してアプリ情報を再送!
これで万事OK。あー良かったと思っていました。その時は。
約3時間後に、なんと再度メタデータ違反でアプリ停止のメールが来ました!
「ウソやろ〜」
声に出ました(笑)
まだキーワード多すぎるってことなのか!?
使用しているキーワードと言えば「Minesweeper、Picross、Pic-a-pix」くらいなんですよ。
Minesweeperは、ピクぬりの遊び方のベースになる考え方だし、Picross、Pic-a-pixは、ピクぬりが数字をヒントにドット絵を導き出して遊ぶゲームだよって事をユーザーに連想してもらいやすいようにと思って出しただけなんですよ。
1回目の異議申し立てで「今後、気を付けます」と言ったばっかりだったのに、もう2回目の違反もらうってヤバいなって思いました。
「Googleさん、ご立腹だろうな。もう弁明の余地与えてくれないだろうなー。ピクぬり削除されてしまうのか―」とかなり悲観的になりました。
でも、もう1回異議申し立てをしました。
上記に書いたような理由があったし、悪気無かったし。
で、結果は〜
お客様のアプリを条件付きで復旧いたしましたのでお知らせいたします。
もうホント泣きそうでした。
「Googleさん、ありがとう。ホント助かりました!」
2回目の異議申し立ては土曜日でした。2営業日以内にレスするとあったので、火曜日くらいに結果わかるのかなと思っていましたが、月曜日に返信メールが来ました。
土日を跨ぐ事となってしまったので、とても長く感じた2日間でしたが、とりあえず元に戻って良かったです。
説明文を簡略化して、他プロダクト名も一切出さないようにしたら申請通りました。
これでめでたくピクぬりがPlayストアに復活しました。
返信待ちの間、ネットで同様のケースについて調べていました。
”問答無用でアプリ削除”、”開発者アカウント停止”等恐ろしい事が書いてあったので本当にビビっていました。
でも今回、Googleさんはちゃんと話を聞いてくれるんだという事が分かって良かったです。
見える人にしか見えないポケモン
最近、ポケモンが世間を騒がせていますね。
昨日、適当にネットしていたらポケモン のステレオグラム(目を寄せて見ると3Dに見えるアレです)を見つけたのでシェアします。
Pokemon 3D Stereogram | An Optical Illusion
リンク先は英語ですが、本文を読む必要ありません。
視点をずらして画像を見てください。
皆さん、見えましたか?
マインスイーパー風イラストロジックアプリ「ピクぬり」を開発しました。
みなさん、はじめまして。
私、今年から個人でアプリの開発を始めました。
で、出来上がったのが『ピクぬり』というパズルゲームです。
どういうゲームかと言うと、マインスイーパのようにグリッド内に
数字が表示されていて、その数字の数だけマスを塗りつぶしていくと
1つの絵が浮かび上がってくるんです。
マインスイーパでは爆弾の個数を示す数字でしたが、この「ピクぬり」
では、塗りつぶすマスの個数を意味します。
さらにこのゲームでは、塗りつぶすマスの色も考える必要があるんです。
数字の右肩に表示されている「’」(クォテーションマーク)の個数が
マスに色付けするヒントとなります。
友人やアプリをプレイしてくれた人から、なかなか好評なので皆さんも
一度遊んでみてください。無料でダウンロードできますから。
あ、そうそう、アプリレビューサイトの「テクジョ」さんが取り上げてくれたので
そのレビューを見てもらうとどんな感じのアプリか分かると思います。
一応ルールをまとめておきます。
- 数字は、その数字が書かれたマスを中心とする9マス内で 色付けする必要のあるマス数を表します。
- クォテーションマーク「'」は、9マス内で使用される色数を表します。
- 9マス内で使用される色数が1色の場合は、クォテーションマーク「'」 は表示されません。
アプリ公式HP:
ロジックパズル:ピクぬり - マインスイーパのようなパズルアプリ